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死にたいくらいに憧れた花の都、大東京。パート3

前回は岡本太郎記念館まで行きました。

 

その後はいよいよ落語を聴くべく上野へ。

まずは時間まで上野の町をぶらり。

相変わらず怪しい雰囲気満載の商店街に僕らは昇天。

青山の洗練された雰囲気も良いんですが、やはりこの上野のごちゃごちゃした感じが性に合います。

落語前に万全の状態へ持っていくためビールと串焼きで小腹を満たします。

千葉に住む友人と待ち合わせいよいよ上野広小路亭へ。

 

今回は立川流の若手3人による落語会「限界突破!」です。

内容は、

立川志の太郎「宿屋の仇討」

立川寸志「錦の袈裟」

立川らく人「鼠穴」

でした。

 

わたくし落語を少々嗜んでおりますが、驚くなかれ生でプロの落語を見るのは初めてなんでございます。

感想は、皆様お上手。当たり前ですが。

テンポ、表情、所作。どれをとってもさすがの一言。

当たり前ですがセリフ噛まない。

これがプロだという芸を拝見しまして、更に精進しなければいけないという気持ちを強くしました。

 

それにしてもやはり生でみるのは良いですね。

最近は動画なんてすぐに見れちゃうからライブに行かなくても良いなんて声も聞こえますが、やはり違います。

空気感や息遣いを感じてこそ本質が見えるってなもんでね。

そんなわけでぜひ、わたくし大橋亭トリオの落語も聴きに来てください。

11月21日、名古屋のストアーインファクトリーさんにて。

 

と、サブリミナル的にお知らせを挟みつつ上野広小路亭を後にし、近くの「金魚」という居酒屋で乾杯。

なんかこう、アートに触れ、そして日本の伝統的芸能に触れたあとに乾杯なんて贅沢が普通に出来ちゃう東京。

名古屋でもできるじゃん!て声も聞こえますが厚みが違うでしょ。

例えればまあ、中日とソフトバンク。同じ野球チームだけど、選手層の厚みが違う。そんな感じ。

日々神経をすり減らしながらお店をやってる僕らにとっては、これだけで十分に幸せを感じられます。

いや、これすらもホントに贅沢。それほどの幸福感でございました。

 

このあとは友人の家へ宿泊するべく千葉へ。

パート4・・・あるかなあ。

作成者:kedibaskan