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僕らの悩みは大体人間関係だよなあと思いつつ。

今日は生憎の雨でございます。

 

月替わりのケディの図書箱コーナーより本を読みました。今月置いてくれているのははG籐さんです。

 

「人に気持ちがわかる人、わからない人」 和気香子

アドラー心理学の要素を取り入れたコーチングというコミュニケーションスキルを学んだ和気さんの本。

 

人の気持ちがわかるために必要なことはこの2つ。

・「他人、自分、物事」をどういう視点で捉えるか。

・いかに想像力を働かせるか。

これを軸に話が進みます。

 

例えば、自分のことが理解してもらえないと感じることは多いと思いますが、「2:6:2の法則」というものがあって、自分がどんなことをしても

、2割の人が味方になってくれて、2割が敵、6割が自分の行動や発言しだいでどちらにもなるというもの。

結局すべての人に受け入れられることは出来ないと考えれば楽になる、ということでしょう。

 

もう一つ。

生きている上で感じるストレスは、人との価値観の違いがあります。

ファッション、モラル、仕事や娯楽。映画や本の趣味から異性の好みまで様々。

人間ていうのは価値観まで共有したがるもので、そこがうまくいかないと「人柄はいいけど価値観が合わないからあの人は嫌い。」なんてことに

なります。

しかしこれは、人対人の問題ではなく、ある一つの価値観と価値観の違いでしかありません。

価値観の違いとその人の人間性が別のものだと理解すれば無理なく付き合いが出来る、ということでしょう。

 

その他にも「相手の関心事に関心を持つ」や、「会話の質が劇的に変わる3つの単語」など、人間関係を円滑にするコツがいろいろ書いてあります。

 

最近はネットやSNSの普及もあって、コミュニケーションがどんどん取りづらい世の中になっておりますが、僕らのような

仕事はコーヒー2割、コミュニケーション8割といいても過言ではありません。

実際に僕もいろいろ人との関わり合いには悩みも多いです。

失敗したことも多数。

最近はかなり少なくはなりましたが、悩んでいる方はきっと多いように思います。

お酒や娯楽で気を紛らわせるというだけでなく、根本的な思考を変えてみることが大事なのかもしれません。

ぜひお手に取って、読んでみてはいかがでしょう。

今月いっぱい、カウンターの図書箱にあります。

 

今日はシフォンケーキがオススメ。小豆かりんごのジャムでどうぞ。

 

 

 

作成者:kedibaskan