本て素敵。そしてカフェとの相性も抜群です。
今日はシトシトと雨が降っております。
昨日は読書会でした。
ラインナプップは、
『書斎の鍵』 喜多川泰
『ルサンチマン』 花沢健吾
『スヌーピー こんな生き方探してみよう』 ほしのゆうこ
『社長は少しバカがいい。』 鈴木喬
でした。
私は鈴木喬さんの本を。
この方は消臭力でお馴染みのエステーの会長さん。
1935年のお生まれですから、戦後の貧しい時代を生きた方で、なかなか熱い方です。
なんとなく現代って、必死に何かをやるのがカッコ悪いような空気がある時代に感じます。
ネットやSNSの発達で商売の仕方も一昔前に比べれば様変わりして、その辺を上手に使える人が生き残る時代。
その点僕らはその辺りが苦手で、いつも不器用だなあと妻と話しているわけですが。
そんな僕らなので、あまり器用に立ち回る人はあまり心に響かないところがありますが、この鈴木さんは「ザ・昭和」な泥臭さがあってとても好きです。
「社長はバカであれ」、「社長は大ボラをふけ」、「反省はするな、よく寝ろ」等、この豪快さになんとも言えない心地よさを感じます。
時代は変わっていって、その中で、自分の考え方も変えていかなければいけない。
この世で生き残るのは強いものではなく変化できるもの。
ただ、根っこの部分の自分の本質はきっと変えることはできない。
表面的な変化と、変わらない根っこの部分でこのケディバシュカンという魅力を伝えていくことが大事なのだなあと思います。
鈴木さんは言います。
「この世にあまりびっくりするようなことはない。」
あまりにも世間は「危機だ危機だ。」と叫びすぎる。戦後、戦争、江戸時代、もっと昔からずっと危機の連続だ。
今だけが悪いわけじゃない。
できることは、どんな時代も「ハハハ。」と笑うこと。
いろんな人がいます。みんなそれぞれにいろんな思いを抱えて生きているでしょう。
でも本を読むときっとなにかが見えてきます。
そのときの気分にあった本がきっとあります。もちろんつらいときだけじゃなく、ウキウキしているときに合う本もあります。
皆様も日常に本と向き合う時間をぜひ作ってみてください。
そしてこのケディの読書会でお会いしましょう。
本日もブルーチーズのタルト、日本一美味しいタルトタタン、定番のティラミス等等、美味しいコーヒーの美味しいお供を取り揃えております。
もちろんご飯もあります。
お天気は今ひとつですが、ここにはなんと屋根があります。だから平気。
本と一緒にぜひ。