運命を変えるんです、読書は。
本日は祝日だということをすっかり忘れておりました。
敬老感謝の日ということでございますが、過去のこの日はこんなことあったのねシリーズ。
1996年の今日、バンダイが「たまごっち」発売。全世界で出荷総数4000万個の大ヒット!(ワタクシ髭眼鏡当時20歳)
1995年の今日、米マイクロソフトが「ウィンドウズ95」日本語版発売。大行列。(髭眼鏡19歳)
1994年の今日、貴乃花が第65代横綱に昇進。(髭眼鏡18歳)
とこんなことがあったようです。
ワタシも若かった。たまごっちもやってなかったし、パソコンもやってなかったし、相撲もやってませんでしたから、
このあたりの出来事はそれほど思い入れはありませんが。
とにかく何も考えてない頃です。もちろんコーヒー屋になろうなどと1ミリも思っておりませんでしたから人生わかりません。
本を読みました。
喜多川泰さんの「書斎の鍵」。
前回の読書会で紹介してくれた本をお借りして読んだんですが、これは面白かった。
本が好きな父親に反発して、本を読まなかった主人公。
ある日、主人公はバイクに轢かれそうな子供を助けて、右手が不自由になります。
その入院中に父親に送られた一冊の本、『書斎のすすめ』。
この本が様々な人々の人生を変え、そして、不自由になった右手の影を引きずって生きてきた主人公の運命を変えていく。
この「書斎の鍵」は1冊の本を通した人間ドラマを描きつつ、本を読むということがどれだけ人生を豊かにしてくれるかということを
訴えかけてきます。
電車を見ればスマホを見つめる人々の姿。カフェでもリビングでも。
そうじゃなくて、大事なのは「本を読む」ということ。
本を読むことで、自分の視界や思考が拡がる。それによって人生が劇的に変わる。必ず良い方向へ。
そして、一人だけじゃなく世の中の人たちみんなが本を読むことで劇的に世界は変わる。
人の人生を大きく変える程の力を本は持っているということ。この本はそのことを力強く教えてくれます。
僕もそう思います。まだまだこれからもっともっと本を読んで、もっともっと楽しい人生を手に入れたいと思っております。
てなわけで、皆様もぜひこの「書斎の鍵」、読んでみてください。
特に本が苦手という方、これを読めばそんなこと言ってられなくなりますよ。
そして次回の読書会へご参加いただければ幸いでございます。
本日はこのあと映画倶楽部です!