結局yuccoは、ブログと言うと立川志の輔師匠のことしか書けないのね、と、呆れ返られても仕方ないし、それでも全然平気なので相も変わらず志の輔師匠を題材にしたブログを今日も書く、そんな冬の夜。
静かな営業日です。
本日は隔週営業の月曜日の日でございまして
割と静かでございます。
やるべきことをサクサクこなし
時には、自宅の掃除機もかけたりなど。
普段やらなくてはいけないこと
でもできていないことがこんな時にできるのは
悪くない感じでございます。
ところで、興味のある方はこの時期
そわそわそわしているのではないでしょうか?
え?なにって?
忠臣蔵ですよー!
12/14の討ち入り!
ま、実際には明けて15日の出来事ではありますけれど。
やだーもー。
忠臣蔵といいますとご存知
吉良上野介と浅野内匠頭の松の大廊下での出来事から端を発し
壮大なるスペクタクルで繰り広げられる四十七士による討ち入りへとの流れになるのですが
この物語嘘のような実話なのでありますが
解釈といたしましては、人形浄瑠璃や歌舞伎の仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)が
主になっておりまして
その後上映された大映スターによります忠臣蔵という映画が
最も皆さんがご存知の忠臣蔵の内容となっております。
予てより気にはなっておりましたが
微妙にサラッと知っているだけに
もう深くは知らなくてもいいやなんて嘯いていたのですが
これ知ってみると面白い出来事なんですよ。
最終的には人が死んでいるので
面白いなどとは不謹慎ではありますが
生き証人がいなくなったこの時代だけに
あえていろいろ仮説を組み立てて
新解釈になったりするのが面白かったりするわけですね。
で、ここで出てくるのが
立川志の輔師匠です。
もーいーよ、とか言っちゃダメなやつです。
先程も言ったように
どうでもよかった忠臣蔵がわたしの人生でクローズアップされたのが
ほかでもない
志の輔師匠の演目がきっかけだからです。
落語では、忠臣蔵の登場人物を演じている歌舞伎や芝居の役者などが描かれる演目はあるのですが
忠臣蔵の登場人物そのものを落語にした演目はないらしいのです。
(わたし情報)
その理由は、落語そのものの特色にありまして
そもそも落語というものに出てくる登場人物というのは
貧乏だったり、こずるい商売人だったり、女好きであったり
談志師匠が落語を『業の肯定』というほど
人間の情けなーい部分だったり
意地汚い部分だったり
とにかく格好悪い登場人物を
腹が立つけど憎めないキャラクター達として描くのが
落語の世界なので
忠臣蔵の男らしく義を重んじる武士魂
ましてや、大映スターがこぞって出演する映画の題材になるような
勇ましい世界観など
落語には不向きだそうでして
それで、落語の演目としてはないそうなのです。
でも、志の輔師匠は違った。
それを打ち破っちゃったのですね。
さすが
わたしの志の輔師匠。
フーー!
てなわけで
つづく。