今夜のブログはちょっと熱い。どんな熱さかって、種類で言うなら恋愛について。男はつらいよの寅さんから学ぶわたしの恋愛論。大したことは書いてございません。きっと高橋克典さんは恋愛マイスターなのでしょう。そうでなければ納得がいきませんものね。
こんばんわ。
まだ18:41だというのに
この暗さ。
真冬のようですが
昔からわたしは
真冬は2月からと決めておりますので
まだまだ序の口だと思う方ですが
皆様いかがでしょうか?
どうでもいいのですが。
大橋亭トリオのブログに書いてあったと思うのですが
(興味のある方は、大橋亭トリオ.comをどうぞ)
昨晩観た寅さんは
今までの寅さんの中でも最も心に響いた回でございました。
大橋亭トリオのブログを読むのがめんどくさい方のために
短めにストーリーをお話致しますと
推定年齢36ほどの女性が大学卒業と同時に
ある島にて教師生活をしているのですが
美人であるにも関わらず
来る日も来る日も相手をするのは
生徒とその親達と島の人たち。
それはそれで充実な毎日であろうが
女としての喜びに今ひとつかける毎日。
そんなある日
亡くなった親友の冴えない亭主からのプロポーズ。
それはとてもとてもいい人ではあるけれど
ただただ
冴えない。
そこで栗原小巻演じるマドンナが寅さんに吐露する。
『身を焦がすような恋の苦しみとか大声で叫びたいような喜びとか
胸がちぎれそうな悲しみとか
そんな・・・・そんな感情は胸にしまって鍵をしたまま
一生開けることも無くなってしまう・・・・』
教師としては立派な人格者であったとしても
恋愛については全くの赤子同然といっても過言ではない
この女性。
悪い人ではないことは十分わかっている。
子供も自分になついている。
でも
『女』という本能というものは理屈ではなく
恥ずかしいほど無防備に人を愛する
そんな経験こそが
人としての発達であるとわたしは思うのです。
いくら数学や国語に長けていたとしても
人としての発育材料には恋愛が最も適した材料かと
恋愛は人生において軽いスパイスなんかではなく
その人間の本髄を豊かに育て上げるものだと据えているので
恋に臆病になっていては全てに臆病になるわけで
逆に
大胆な恋愛の経験者こそが
最もあらゆる分野に羽ばたくことのできる力を持った
感性豊かな人材ではないかと。
ただただ恋愛の数が多いだけでも意味はなく
どこまで相手を推し量ることができるのか
はたまた
出来なかったのか
どれだけ相手のために投げ打つことができるのか
どこまでしか投げ打てないのか
なぜ
あの人の時は出来なかったのに
この人が相手だとこんな困難も乗り越えられるのか。
この自問自答こそが恋愛だけではなく
ビジネスにも通じる人間力だとわたしは思うのですが
いかがでしょうか?