思いがけないことがあるから人の意見を聞くことって大事だよね。
天気の良い日が続いております。気温もかなり上がってきてもう夏のような。そうでもないような。
ただいま製作中のテラス。とりあえず現段階でも使っていただけますが、まだ細かい装飾等やりたいことは結構ありまして、こんな天気が
続きますと、「あー早く仕上げたい。」の気分が高まりまして幾分焦りを感じるヒゲメガネでございます。
そしてテラスを楽しんでもらいたい、それならやっぱり朝の清々しい時間帯が良いよね、てことで7月から土日のみ8時から18時と
営業時間を変更いたします。定休日や他の曜日の営業時間は変更なしですので、よろしくお願いいたします。
そして本日19時より貸切です。18時ラストオーダー、19時クローズです。よろしくお願いいたします。
今日の独り言。
シフォンケーキ。
皆様にとって、シフォンケーキとはなんでしょう。
確かにシフォンケーキは美味しい。ふわっとした食感に、そっと添えられたホイップクリームは私たちを至福のティータイムへと誘ってくれます。
しかし。
僕にとってのシフォンケーキは、苺のショートケーキやタルト、チョコブラウニーやティラミスを押しのけて注文させるほどの力は無い、と
言ってしまえるぐらいの位置にあるのです。
なぜか。
それはシフォンケーキの持ち味である「軽さ」にあると言わざるを得ません。
シフォンケーキは確かに美味しい。しかし、食べ終えた時の満足感はショートケーキやチョコケーキに比べて格段に低い。
「美味しさ」という面では満足出来ても、「食べごたえ」という面でどうしても他のケーキには及ばないというのが僕の感想なわけです。
しかし、お客様に聞いてみると驚く程シフォンケーキが好きと言う方が多い。
なぜかと聞いてみると、「美味しい」、とか「とにかく好き」、という声がほとんどで、僕の疑問を解消させるだけの答えはない。
そして昨日、ようやく僕の疑問を解消してくれる声を聞くことができた。
僕のウェブの先生であるポイポイ師匠が、シフォンケーキの食べ放題に一人で行った(ちなみに男性です)ことがある無類のシフォンケーキ好きという
ことでいろいろ議論を交わしているうちに見えてきたもの。
それは、シフォンケーキはその持ち味である「軽さ」によって、食べ終えた時、舌の満足度が100パーに対して、お腹の満足度は70パーぐらいである。
そのため、「もっと食べたい」という欲求が、「また食べたい」という欲求にすり代わり、自分が「シフォンケーキ大好き!」という思い込みに変わるという
のがいわゆる「シフォンケーキポイポイ理論」で、僕の感じていた「物足りなさ」が逆にシフォンケーキ好きを増長させる要因として働いていたという
驚愕の真実にただただ僕は納得してしまったのです。(飽くまでポイポイ師匠の理論です)
以上、シフォンケーキが皆様に愛される理由でした。
これ以外に理由がある方はぜひお聞かせください。
そんなわけで、お客様のバースデーケーキとして特別に作ったシフォンケーキが大好評だったので、調子に乗って作ってます。
今日もあります紅茶のシフォンケーキ、レモンクリーム添え。ぜひ1度ご賞味あれ。