次回の西之口海岸清掃は9月25日(日)です。
敬老の日、雨。
本日ケディは定休日。
小粋な仲間と久しぶりに自転車に乗って常滑、知多あたりをポタリング予定でしたのにあえなく断念です。
18時からの「落語と音楽の夜 vol.1」はもちろん開催。
最近観た映画。
「さらば愛しき女よ」(さらばいとしきひとよ、Farewell,My Lovely)
ハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーの小説を映画化したもの。
レイモンド・チャンドラーと言えば「ロング・グッドバイ」が特に有名でしょうか。
この映画もちょっと前に観て好きな映画ですが、今回観た「さらば愛しき女よ」も良かった。
内容は、探偵フィリップ・マーロウが、刑務所から出てきたばかりの大男マロイに、恋人だった女性を探すように依頼されることから始まり、
調べていくうちに隠された謎が暴かれていく・・・・というお話。
物語は淡々と進んでいく感じで、特に派手さはないんですが、この映像と雰囲気になぜだか妙に惹きつけられるんです。
なんでしょう。食い入るように観るとか、ハラハラして目が離せない、という感じじゃない。
とにかく心が落ち着くような、マイナスイオンを浴びているような、ハードボイルドのはずなのによくわからないヒーリング効果があります。
特にシャーロット・ランプリングの魅力がすごい。
この間、刈谷日劇さんで観た映画、「さざなみ」の主人公のおばあ様役がこのシャーロット・ランプリングだったんですが、「さらば愛しき女よ」では
30歳前後でしょう。異常に綺麗で魅力的。この魅力は異常ですが、今までこの人を全然知らなかった自分が残念です。
結局どんな映画なのかと言われると、「よくわからないけどとにかく好き」ということしか言えないボキャブラリーしか持ち合わせていない
僕が映画のことを書くなと言われればそのとおりです。すいません。
古い映画の何が良いかって考えてみるともちろん理由は沢山ありますが、一つには携帯電話がないことがあるような気がします。
やはりこの携帯ってやつは便利ですが、物語にじれったさが無くなってなんかこう味気ない。
連絡が取れないじれったさとか、ホテルや家で、電話の前でベルが鳴るのを待つという緊張感が物語のスパイスになるわけでね、
あの「男はつらいよ」の寅さんは、いつ帰ってくるかわからないから面白いのであって、寅さんが携帯持っててさくらとすぐ連絡とれちゃう状況だったら
あんなにドラマチックにならない気がしますな。
まあこの感覚っていうのは、携帯なんてない青春時代を過ごしたおじさんの感覚であって、今時の若者には理解してもらえない感覚かも知れませんが。
そんなわけでまたちょくちょく映画のことも書いていけたらなと思っております。
最後に、タイトルにも書きましたがビーチクリーン来週の日曜に開催です。
日曜の朝に清々しい気分で良いことして、常滑で一番美味しいコーヒー飲みながらモーニングするのはいかがでしょう。
清掃に参加してくれた方は、コーヒーおかわりサービス券を進呈致します。ぜひ。
ザッハさんライブまだまだ受付中!