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何かを得るためには何かを捨てないといけないというお話。

また雨が降ってきました。

 

昨日は定休日でした。

庭の枝の剪定をし、その枝を店内に吊るしました。良い感じです。

 

スズムシは元々4枚の羽を持っているが、途中で2枚の羽を捨てるそうです。

それは、鈴のようなきれいな声で鳴くためには、後ろの2枚の羽が邪魔になるからだそうです。

 

これは僕たちにも必要なことではないかと思います。

僕らも店を始めて4年目に入った。

当初はまず目の前のことに必死。それから少しづつ慣れていってある程度自分たちのスタイルが出来てくる。

その間に今までは見えなかったものが見えてくるようになり、考えることもどんどん増えてくる。

選択しなきゃいけないことが出てきて悩みが増える。

やりたいこともどんどん出てくるし、それと同じくらいやりたくないことも出てくる。

「これは自分らしいか。」ということを考えると二の足を踏んでしまうこともしばしば。

ただこの二の足を踏むところがターニングポイントだったりするわけで。

スズムシでいうところの羽を捨てるということ。

 

どうしても自分らしくないと思うことは敬遠したい。

しかしそれで良いのか、ということを考えなきゃいけない。

例えば読書にしても、自分の好きなものばかり読んでちゃいけないってことを度々言ってる。映画を選ぶときも。

それは物事を考えるときの多様性を損なうということだから。

そうなるとやはり自分のとる行動だって、自分らしくないことを選ぶことで見えなかったものが見えてくる可能性があるってこと。

 

まあこんなふうに考えるのもごくごく最近。ようやくってところでしょうか。

よく言われることで、世の中で残るのは強いものではなく変化できるもの。

世の中に合わせて対応できるのもが残ると考えると、現代のあまりに早いスピードに如何に合わせていけるか、が大事なわけで。

脳みそを柔軟にして頑張ります。

 

ザッハトルテさんのライブ、まだまだ予約受付中!

昨日の中日新聞にライブ情報載せていただいております。ありがとうございます。

sunpolkaさんの素敵なステンドグラスとご一緒にぜひ。

 

 

作成者:kedibaskan