憧れには現実的なものと非現実的なものがあるけれど、現実的だから叶うのかって言われたらそうとも言えないのが、憧れというものでありまして。
昨晩は映画倶楽部でした。
去年までは毎月第四水曜日に開催されておりましたが
こちらの都合上ほぼ三ヶ月に一回
1,4,7,10,12月の第四水曜日に開催と変更になります。
今回のテーマは新年らしく華やかに
『憧れ』。
どのような視点でもいいので自分なりの憧れの作品を
持ってきてもらいました。
ガガーリン
マイインターン
ラヂオの時間
サンローラン
箱入り息子の恋
白い恐怖←わたし。
人への憧れや
経済的な憧れや
子供の頃からの憧れや
宇宙への憧れや
あこがれと一口に言っても
人それぞれにございまして
人様の憧れ話を聞くのは
時に
むず痒くなるほどの照れくささがありますが
年末からこの年始の映画倶楽部の間に参加の皆様
相当頭を巡らせたようでして。
憧れというのは目標とはまた少し違いますので
自分がそうなれるように目指すというよりか
むしろ
もしかしたら
そう成れない可能性の方が比較的高いのではないのだろうか?
叶えられる可能性が低ければ低いほど
憧れという存在にいなるのかもしれない。
しかし
物によっては憧れが憧れのままで終わらない可能性もあるわけで
叶うはずがないと諦めずに
やっぱ無理でした、と、なるまで挑戦してみてもいいかも知れない。
わたしの憧れとする人は
中学校の頃から変わらず
イングリッドバーグマン。
実際の彼女のことはさほど知らないが
彼女の役どころの
母をも思わせるたっぷりとした大らかな愛情で男性を包み込むような
それでいて
時に見せる恥じらいや少女のような天真爛漫さ
美人であるだけでなく愛くるしさも兼ね添えたその容姿。
特に瞳、相手をしかと見つめるその眼差し
当時中学一年生のわたしが初めて女性というものの
お手本を見せつけられたようで
いつかはわたしもこんな女性に
今は13歳だけどハタチを超えたら
なにもかも包み込むような優しい笑みを浮かべることができているだろうか?
.
.
.
できていないから
45になった今でも変わらない憧れの人は
イングリッドバーグマンなのです。
皆様良く分かりましたか?
憧れが叶うってことは
そうないね
っていう
お話でした。
お粗末さまでした。