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原点回帰。kediとはそういうところ。場所だけでなくわたしたちがkediそのもの。どうぞよろしく。

梅雨らしいお天気の中

開店と同時にお客様がどっとお越しくださいまして

嬉しい限りでございます。

しかし

ブログに書きたいことが思いついてしまったので

この合間に書いてしまおうと。

最近のお客様の傾向にわたくし

とても嬉しく思っておるのでございます。

なにかと申しますと

最近お越しくださるお客様

特に新規のお客様なのですが

ほぼ皆様コーヒーの種類を選んでくれるのでして

そこに嬉しさを感じております。

開店当初こちらがどんなに選んでくださいと言ったところで

なんでもいい

わからない

もしくは

少し面倒に思うお客様もいらっしゃいまして

選ぶところから楽しんでいただくというコンセプトが

まったくもってご理解いただけませんでした。

が、しかし、何が功を奏したのかわかりませんが

最近のお客様は違います。

言わずもがな常連のお客様に至っては

ギャロをホットで

とか

エチオピアをマグで

とか

選ぶことが当たり前。

そしてもう一つ嬉しいのは

これも新規のお客様に多く見られる傾向なのですが

ご存知の方もいらっしゃるでしょうが

kediに置いてありますkediマガジン

これを非常に熱心にお読みくださっているのですねー。

こちらにはkediを二人で1年半かけて造った経緯や

メニューについて書いてあったりする

わたしが作ったoriginalマガジンなのですが

こちらを二冊ともまるっとお読みいただいているようでして

首や目をキョロキョロしながら

ははーん、ここはこんなふうに改装したんだー

とか

あ、焙煎室は奥にあるんだね!

とか

一部とは言えkediの側面を知っていただくことができているようで

やっとkediのコーヒーじゃない部分にも興味を持っていただけたようでして

とても嬉しい限りです。

わたしたちは自家焙煎コーヒー屋ですので

もちろんコーヒーには自信を持ち

もちろん一番知っていただきたいのはコーヒーや料理の美味しさでございます。

が、しかし

どんな環境のもとに生息している人物が

この味に至ったのか

どんな感性でここkediを造り

日々何を考えながら生きているのか

全ては理解不可能だとしても

全てをやんわりと網羅した雰囲気を受け取っていただくことこそが

kediの『売り』であります。

物を売るということ

仕事をするということ

それすなわち

人と人との交わり。

機械じゃないんだもの。

何を売るかではなく

誰が売るかだと

わたしは思います。

作成者:kedibaskan