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長いよってなります。自分で書いていても疲れましたから。でも、自分史上最高のブログです。ちなみにタモリは『自分史上』という言葉が大嫌いだそうで。わたしは、初めて使ってみたので嫌いかどうかわかりませんが使ってみましたが、たぶん、好きなほうではない感じです。

グーテンアーベント(こんばんわ)。

もうドイツから帰って

今日一日たっぷりに仕事をしたにもかかわらず

ドイツ風に挨拶をする

こういうのを人は

『かぶれている』

と、言います。

ほっといてください。

ま、そんなわけで

毒づいてみたんですけどもね。

海外旅行に行ったことがある方なら百も承知なのですが

何時間にも及フライトタイムのお供といえば

各自好きな時に好きな映画を観れるという素晴らしい

航空機会社の計らいがあるのですが

今回フライトタイムが9時間とトランジット1時間を挟みまして

2時間のフライトでございました。

そのうち9時間のフライトタイムに

三本の映画を観ましたよ。

そのうち1本の映画にいたく感動してしまったわたしです。

あと2本については聞かないでください。

で、その1本は

つい最近シネコン等で上映されておりました

『グレイテストショーマン』です。

簡単にあらすじを。

ある貧乏育ちの少年が

やがて幼馴染の富裕層の少女と恋に落ち結婚をし

落ちぶれたある劇場を購入し

見世物小屋として稼働させ連日大繁盛させるようになる。

それにより、町の人々の反感を買い

妻や娘たちにも非常に寂しい思いをさせるのですが

邁進することこそが家族のための何物でもないと自分を堅く信じてしまうわけですね。

成功して周り見失う系ですよ。

しかし、ありがちな誘惑に寸でのところで溺れることもなく

本来の姿を取り戻し

最も大切なもの

それは

『家族』

だということを改めて再認識し

今後、足元を見失わず真摯に小屋の経営をし続ける道を誓うのです。

しかし、だいたいこう

いい人になったというところで

災難は訪れるわけで。

火事により小屋が全焼。

命を失う者は無かったのが不幸中の幸い。

焼け跡に佇む男の傍に集まるものは

かつて自分が見捨てたも同然だった見世物小屋の住人達。

彼らは途中この男を恨めしく思い

軋轢が生じていた仲ではあったが

こんな自分たちにスポットライトを当ててくれた人物こそが

彼であるとの感謝の念は何よりも深く

また全員で力を合わせて復活の道を歩もうということになるのですよ。

が、しかし

もう銀行はどこも相手にはしない。

火事のガラクタに佇む男に一つの案が。

それは

小屋を持つことをしなくても再開できる方法がある

と。

それは

定住する小屋を持たないこと。

つまり

移動テントでの開演だ。

それこそまさに

『移動サーカス』。

そして、これまでずっと共に歩んできた若きビジネスパートナーに

表舞台を譲ることとし

自分は経営側

裏方として歩んでいくことにする。

と、いう内容でございまして

この内容まさにありがちな

幼少の屈辱→世間への反骨精神→発起→成功→世間の反感→挫折→反省→安定を含んだ成功

と、方程式通りに話は進むのですが

わたしはですね

自分と重なり合わせたわけですね。

kediただいま邁進中でして

このまま調子よく行ってしまうときっと人は天狗になりますね。

で、俺のものは俺のもの

お前のものも俺のものというジャイアン精神になるわけでして

とてもまだそこまでではありませんし

そこまでになったらむしろ大したものですが

もし、なった場合自分はジャイアンにならないという自信があるのか?

とか

そもそも、自分は、kediは今この映画のどの辺を歩んでいるのだろう?

とか

世間様に恨めしがられるほどの成功も経験したい気持ちも無くはないよね

とか

様々な思いが交錯し

そして最後には

若きものに花道を譲る潔さも兼ね備えており

継続のためにしがみつくことを絶った彼の経営の姿勢に

感服いたしました。

わたしもkedi始まって当初から

いつまでも現役を目指して日々を過ごしておりましたが

わたしたちにとって我が子にも匹敵するほどの大切な

ここkediを存続させていくのは何も

溺愛するばかりではなく

ある時には俯瞰して全体像を見ることや

新しい息吹を感じながらあらゆることを取り入れていくことこそが

経営の真髄ではないであろうかと

深く考えさせられた映画でありました。

最後

彼の勇退のシーン

若者が袖から表舞台へと駆け出していくシーンが

これからのこのサーカスの繁栄の明るさを物語っているようで

観ていてグッと熱いものがこみ上げてきたりして。

(↑ありがち表現)

これはあくまでも経営の面で観た場合です。

もしかしたらミュージカルだけに

急に歌うのかよ

と、なってしまった方もおありでしょう。

とはいえ、わたし的には

この感動を携えながらと

携えずとでは

この数時間後に広がるベルリンの景色は

違ったものに観えていたに違いありません。

感動の9日間をありがとうございました。

この旅でわたしは完全にリフレッシュ!!!

明日も元気に働くわけでして。

(確認しずに投稿のため誤字脱字ありでしょう)

作成者:kedibaskan