流行に敏感なのがおしゃれと思われがちだけど実はダサい。
僕はほとんどテレビも観ないし週刊誌やファッション誌も読まないので、最近の流行のことはお客様から聞くことが多い。
「今はダサめのセーターが流行っている。」とか「インナーに薄手のダウンが熱い。」など。
特に今年はバックトゥーザフューチャーの舞台が2015年だったとかで80年代のファッションがフィーチャーされたり。
なんていうか、そもそもファッションの流行なんて服を売るために誰かが決めているだけだ。
ダサめのセーターをずっとおしゃれに着ている人だっているだろうし、そもそもインナーにダウンなんて僕的にはカッコ悪すぎて
まったく理解できない。
80年代に至っては、理由がバカげているしね。
まあ今の若い世代にはマーティーのファッションが新鮮なのかもしれないけど。
あと北欧。
僕は昔から北欧のものが好きじゃない。シンプルでスッキリしていて生活感を感じないから。
ケディを見ればわかると思うけど派手でごちゃごちゃしているのが好き。
でも北欧系っていう分野も昔から好きな人はいて、熱狂的なファンがいる分野だった。
しかし最近はそれもブームになっている気がする。
IKEAの存在も大きいのか知らないけど、今は一般の人まで北欧北欧言ってる気がする。
壁は白く、見せない収納。どの家を見ても同じに見える。
カフェも一緒。白い壁にシンプルな内装。ほんとつまらない店ばかり。
コーヒースタンドなんていうのも増えてきてる。
浅煎りのコーヒーをエアロプレスで、みたいな。
ほんとにみんなあのコーヒーが美味しいと思っているのか。
これこそ流行に酔っている最たるものな気がする。
でもこれはしょうがないかもしれない。
最初から自分を確立している人なんていないだろうから、流行を追ったり、憧れの人を真似たりすることもあると思う。
自分もそういう時代はあったし。
大事なのはそこから自分を見つけて「個」を確立していくこと。
誰がなんと言おうと自分の好きなものはこれだと言えること。
それがまったく時代と逆行していようと、個性として確立されていればそれがほんとの意味での「おしゃれ」だと思う。
ということで、おしゃれと言われるものに疑問を持つところから始めましょう。
流行やおしゃれとは無縁のkedi baskanでコーヒーを飲む。
まずはここから。