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楽しい、美味しいと思っていることって、ほんとにそうなのでしょうか。

2月も最終日。

冬の終わりを感じる暖かな陽気が続いて、もう寒いのに飽きた僕らには嬉しい。

 

さて、近頃皆様どのようにお過ごしでしょうか。

今の世の中には娯楽が溢れております。遊園地、映画、カラオケ、パチンコ、ゲームなどなど。

しかし、何をやるにしてもお金はかかる。

そして本質的にこれらの娯楽は、人に与えられているものであり自ら生み出しているものではない。

世の中の情報で、これらが楽しい遊びだと思い込まされているだけかもしれない。

 

結局何が言いたいかと言うと、最近ケディで開催している読書会。

その中で「5秒で読めるショートショート」というものを行いました。

たった一行の文章から、それぞれのイメージするストーリーを文章におこすというもの。

これがほんとに面白い。

人それぞれまったくイメージするものが違って、自分では生まれない発想が聞ける。

これなら紙と鉛筆さえあればできるし、普段本を読まない人でも参加できる。

 

特に何という遊びでもない。ただ妄想して想像して話すだけ。

でもこれは誰かに提供される楽しみではなく、自分で作り上げる娯楽。

きっと大昔の人はこんなふうにして、自分達で娯楽を作って人生を楽しんでいたのだろうなと思います。

 

僕はこういうものを面白いと思える感覚が大事だと思うのです。

こういう感覚を持つ人はきっと自分の世界観を持ち、世の中のくだらないトレンドに振り回されることもない。

こういう感覚を持つ人は、コーヒーにしても食べるものにしても、情報や見た目の派手さではなく、

ほんとに美味しいものを理解できる人だと思います。

感性を磨きたい人。そしてカフェとは違う美味しいコーヒーを飲みたい人はぜひケディへお越しください。

 

ということで、読書会はまた3月にも開催いたします。チェックしてみてください。

 

作成者:kedibaskan