いつかは京都に移転したい。
暑い日が続いたと思ったら昨日は肌寒い夜でした。
気を抜くとやられます。
私事で興味ないかもですが、15日の定休日に京都へ日帰り弾丸ツアーへ行ってまいりました。
今回の目的はザッハトルテさんのライブと、コーヒーと文化の町、京都へ視察です。
まずは美空ひばりも通ったという(聞いた話です)スマート珈琲さんへ。
創業80年以上の老舗。入口にはプロバットの焙煎機があります。
今時のスタイルばかりのコーヒー屋とは年季が違う、風格漂う佇まい。
レトロな雰囲気で、ファッションでコーヒーを飲んでいる人はいない。
上っ面なおしゃれカフェに興味なし。
やっぱりコーヒー屋はこうじゃなきゃ、と思わせるお店です。
コーヒーは濃厚で美味しかった。
本能寺で信長公に挨拶し、京都マンガミュージアムへ。
読書会を定期的に開催している僕たちとしてはぜひ行っておかないといけない場所。
もともと小学校だった建物らしく、雰囲気も抜群。
やはり古都、京都はこんなところから違うね。
懐かしいものから、最新のものまで、奥深い漫画の歴史の足跡をたどることができます。
外人さんも多く、マンガが世界に誇る文化であることを感じます。
滞在は1時間くらいでしたが、丸一日いても飽きないところでした。
次はカフェ猫町さんへ。
店名の由来は萩原朔太郎さんの小説だそうです。
こちらも懐かしい雰囲気。
薄暗い店内と静かに流れる音楽。
どうしても僕はこんな雰囲気のお店に惹かれます。
上っ面なおしゃれカフェに興味なし。
食事もコーヒーも申し分なし。また行きたい。
そして京都と言えば恵文社。
さすがに面白い本屋さん。
雑貨もあり、その間には中庭もあったり。
ついつい本を何冊も買ってしまいます。
店作りという点も大いにインスピレーションをいただきました。
詩仙堂にちょっと立ち寄り、いよいよザッハの待つさらさ西陣へ。
早めについたので少し周囲を散歩。
カライモブックスという古本屋さんへ。
こじんまりとしていながら、面白い本がいっぱいありました。
こちらでも何冊か購入。
いやしかし、普通の住宅街にぽつんとこんなお店がある。
やっぱり京都おもろい。
最後はザッハトルテさんのライブ。
銭湯を改装したカフェで、ステージの壁はカラフルなタイルでナイスロケーション。
ザッハさんの音と相まって最高に心地よい時間。
やはり音楽を聴く空間は大事。
ここで観ちゃうと名古屋では観れませんね。また来ます。
てな感じで京都ツアー終了。
東京とは違う、町としての歴史を感じる場所。
町のセンスはもちろん、個々のお店にセンスがあり、その個性的なお店が集まって魅力的な町が出来上がっている。
ケディのあるここ常滑でも町の活性化にやっきになっている。
特に最近は町ぐるみのイベントが多い。
イベントでの集客はもちろん大事だと思う。
しかしそれよりも、常滑に店を構えている人たちが自分の店をより魅力あるものにしていくことが
大事だと思う。
イベントなんて一過性のものだ。
その時集まった人が、それ以外の時にどれだけ常滑に来てくれるのか。
仮に来てくれたとして、その時にどれだけの満足を店側が提供できるのか。
それが無ければイベントなんてまったく意味をなさないと思う。
常滑に限らず、知多半島でつまらない、無個性な店が多すぎる。
もっとテンプレートな店じゃなく、個性のみえる店づくりをしていかないと活性化なんて出来ない。
なんて言いながら、実は常滑の活性化なんて興味ない。
僕らはケディを面白くしていくことにしか興味がないのだ。
まだまだアイデアはある。
他がちまちまやってる間にケディはもっと面白い店作りを進めちゃいますのでどうぞよろしく。